top of page
京都市立芸術大学
エレメントとしてのランドケープの提案
ランドスケープを形ではなく、要素の組合せで設計することを試みた。
敷地は京都の骨格をつくる鴨川、大きなインフラである鉄道に囲まれそこに高瀬川が入り込む特徴的な敷地である。高瀬川沿いにキャンパスを開いていこうというベースがあり、一般的な大学キャンパス計画にみられる大柄なランドスケープではなく、ちいさな集合体としての計画することを考えた。
建築のもつ町家の集積というコンセプトに同調でき、異なる風景をフロアごとに展開することで多様な空間をつくるという方向性を模索した。
京都を南から北までひたすらに歩いてみると、川は細長い空間であるのに実は小さな風景が川沿いに連続して形成されており、ちいさな風景の集積により高瀬川の風景が形成されていることに気づいた。
高瀬川から立体的に展開していくイメージをつくることで、生活の風景が重なるキャンパスの風景をランドスケープに落とし込んでいった。
竣工 | 2023.08
規模 |敷地面積 7.4ha
住所 | 大学 京都府京都市下京区下之町57-1
高校 京都府京都市下京区川端町15
用途|学校施設
内容 |ランドスケープ
実施設計
現場監理
施主 | 京都市
施工| -
撮影|ToLoLo studio
bottom of page