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さわらび園
奥へ奥へと誘われる庭
ランドスケープの計画において、自然とのふれあいと動きのある空間を大切にした。
周辺は住宅地にあり、自然物が際立つようにしている。在来種の植栽をはじめ、多様な形状の自然石をあちこちに配置し、子ども達の自由な発想で遊べるようにした。
舗装も骨材の砕石が顔を出すように洗い出し仕上げとした。
中央には鏡を地面に埋め、空を映し出し遊びのなかに自然が違和感なく入り込むようにしている。
間口が狭く奥に細長い園庭であることから、路地庭のように奥へと引き込む動きのある庭とした。手前は芝庭で、ぽこぽことした柔らかい地形をつくることでアクティブなあそびのできる庭とした。
また、アプローチの舗装には塩ビ管を輪切りにして埋め込み、飛び石のように歩いて楽しめるデザインとしている。奥は砂場として静かな庭とした。
園庭のなかでも最も高い樹木を最奥に植栽することでアイストップとして手前遠くの空間をつないだ。
竣工 | 2024.03
規模 |敷地面積 612.11m2
住所 | 高知県高知市
用途|病児保育+企業主導型保育所
内容 |ランドスケープ
実施設計
現場監理
施主 | せいわ園
施工|南国緑地
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